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X-37 (宇宙機) : ミニ英和和英辞書
X-37 (宇宙機)[き, はた]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちゅう]
 【名詞】 1. space 2. air 3. midair 
: [き, はた]
 (n) loom

X-37 (宇宙機) : ウィキペディア日本語版
X-37 (宇宙機)[き, はた]

ボーイング X-37(Boeing X-37)は、アメリカ合衆国が開発した無人のスペースプレーンアメリカ航空宇宙局国防高等研究計画局アメリカ空軍が参画している計画であり、主契約会社はボーイング社。アメリカ航空宇宙局再使用型宇宙往還機離れに伴い、2004年以降は国防高等研究計画局主導のプロジェクトとなる。
== 開発 ==
1996年にアメリカ航空宇宙局は、X-33X-34の他、より先進的で低コストの再使用型宇宙往還機の技術試験機としてフューチャーX パスファインダー(Future-X Pathfinder)の開発を開始した。これにはX-37の名称が与えられ、開発についてはボーイングとロッキード・マーティンが提案に応じ、大気圏内技術試験機としてX-40も製作するボーイング案が採用された。80%スケールモデルのX-40Aは1998年に滑空飛行試験に成功した。X-37と同スケールのX-40Bの製造は中止となり、2000年にX-40計画はX-37計画に統合・吸収された。X-37の本格開発は1999年より開始されている。

当初の構想では、軌道上への打ち上げにスペースシャトルの貨物室に搭載されて運ばれる計画であったが、これは計画の遅延により放棄された。空中投下試験も2001年に行われる予定であったが大幅に遅れた。
2002年にX-40計画の統合を受けて、大気圏内滑空試験機X-37A ALTV(Approach and Landing Test Vehicle)と軌道試験機X-37B OTV(Orbital Test Vehicle)の2つを製造することとした。2004年9月に開発の主管がNASAから国防高等研究計画局に移管され、軍事プロジェクトとなった。これはNASAが宇宙空間への人員輸送手段としてオリオン宇宙船に注力するためでもある。
2004年9月にスケールド・コンポジッツ社のホワイト・ナイトをX-37A投下母機とすることに決定し、2005年6月に適合試験が実施され2006年4月7日にはモハーヴェ空港上空で最初の投下試験が行われ、滑空飛行と自動着陸に成功した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「X-37 (宇宙機)」の詳細全文を読む




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